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ものづくり動画(飛行)

いよいよ羽ばたき方式でホバリングするMAVが登場した。まだちゃんとは飛んでいないがいずれしっかり飛ぶことになるだろう。開発したアメリカのアエロバイロメント社はアメリカの軍事用のUAVとかの開発で有名でもともと人力飛行機のゴッサマーコンドルとかゴッサマーアルバトロスとかの一連の機体を作ったことでも有名なポールマクレディーという人が始めた会社だ。筆者の好きなバートルータン率いるスケールドコンポジッツ社が実験機・試作機や民間用試作機などの開発が多いのにくらべ軍事用が多いという違いがある。それにしてもホバリングに成功した機体がいよいよ登場した。ただ、趣味で羽ばたき飛行機の小型化を目指している人たちでもホバリングに近いところまでは成功しているからあまり驚くほどのことでもないとは思う。日本の航空機開発者もがんばってもらいたい。

アメリカはあの「スケールドコンポジッツ」社のバートルータン氏がその昔、リノのエアレースのアンリミテッドクラスに出るためにお金持ちの要請で設計製作したレース用の機体。その名は「ポンドレーサー」。およそ見たことのない独創的な形をしている。民間ではじめて宇宙に到達した「スペースシップワン」の機体とどことなく似ているではないか。両方とも同じルータン氏の設計になるからだ。残念ながらレースではいい成績は残せずに終わった。でもこんな機体を作って飛ばすことができるアメリカの産業力やベンチャーの心意気には敬服させられる。

地上すれすれで飛んでいるので地面効果が効いていると思うがそれでも
人力で垂直にヘリコプター然と飛んでいるのはすごい。

アメリカ、ボーイングで開発した燃料電池の飛行機、とはいっても機体はアメリカの飛行機ベンチャーのダイアモンドエアクラフトのモータグライダーの機体を利用していると思われる。それにしてもアメリカにはこういう町工場レベルの飛行機製造メーカーがたくさん存在しているからスゴイと思う。そういう機体を大手が利用して次の開発をするってこともなかなかなものだ。こういう産業構造っていいと思う。

こっちは有人ソーラー飛行機だ。有人のソーラー飛行機はこのように2008年秋に飛行計画が発表されて有名になった。

これは無人のソーラー飛行機、この動画のソーラー無人飛行機はたぶん気象かなにかの情報収集にでも使うのだろう。

UFOのような飛び方をする飛行物体。原理はコアンダ効果、というらしい。なるほどな、と思う。これもなにかほかの使い方できないものかと思う。

ご存知、世界で最初に民間の力で宇宙飛行に成功した宇宙船スペースシップ1、これを作った会社はアメリカのスケールドコンポジッツというベンチャー企業だ。

こんな大きなラジコン飛行機がヘリコプターのようにホバリングしてしまう。